ウズグモでなくても水平の巣をつくる

クモの巣の張り方」について

7月30日のクモの巣の張り方の記事を見てくださった方のURLを開いてみた。その中にウズグモの巣の写真があった。私が我が家の濡れ縁で長年観察したナガコガネグモの幼体も、そっくり同じ巣をつくる時期があったので平成21年の記録からご紹介しよう。


7月5日、成体になる前のナガコガネグモが交尾をしてから約1週間後に、福神漬けに入っているナタマメのような茶色い袋ができた。

7月10日、その袋から25個近い白い卵が出てきてビスケットの穴のように並ぶ。 

7月11日、1ミリにも満たない子グモが数匹動いているのが確認できた。それから四、五日するとすべての子グモが独立した。

7月18日、そのうちの子グモが数匹、ダンボール箱の中のペットボトルの空き容器を利用して何本かの絹糸のような細い糸を張った。それから1日もしないうちに水平に張った一重のうずになり、二重になって、まるでクラゲがぷかりぷかりと浮いているような感じだ。 

8月13日 “クラゲ” を卒業してうっすらとしたうずかくれおびになって、それ以降はダンボール箱からいなくなった。

このころには中グモと名づけたクモも卵を産んで次々に “クラゲ” ができたので固体の追跡はできなくなったが、8月29日に濡れ縁の下に 「ウズグモ」と全く同じ形状の直径1センチ3ミリのうずかくれおびを発見した。 

外周りの4周くらいが茶色で、彩りを考えたレース編みのようで美しい。写真におさめてあるが、残念ながらまだここに貼り付けるワザがわからない。  

このうずかくれおびの時期を経て、縦型の普通のクモの巣を張って中央部にギザギザのかくれおびをつくる。このころになると美しい色合いのナガコガネグモの成体になって、12月初めから中旬までを過ごして一生を終える。


またクモの話を書いてしまった。









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  • 恩をあだで返す猫

    Excerpt: 「ウズグモでなくても水平の巣をつくる」について Weblog: 小野口純子 racked: 2010-08-15 17:31
  • ナガコガネグモ 脱皮の瞬間

    Excerpt: 「ウズグモでなくても水平の巣をつくる」について Weblog: 小野口純子 racked: 2010-10-30 16:08