野生のナガコガネグモの日常 平成19年 前書き

このところ 「クモの巣の張り方」 や 「ナガコガネグモの生態」 などの閲覧数がふえている。ということは、興味のある人がたくさんいるのではないかと思う。 

重い腰を上げて、クモが巣を張る時間帯や、さらには私の意思を酌んで行動する不思議さを記録したものを、当時の記録そのままにアップすることにした。


平成17年の9月末に、初めてこのクモの存在に興味を持った。そのころはまだ名前も知らず、姿形の美しさに 「網を張る宝石中の宝石」 などと名づけて拙著 「嫌いな虫も時には友だち」 に “クモの二世帯住宅観察メモ” として収録した。

私が宝石などと感じたのに気をよくしたのか、平成21年10月に引越しのためその家を去るまで、毎年5月ころに私の前にあらわれ、12月まで私とともに過ごした

私とともにといっても、我が家の庭に巣を構えて自分でえさをとり、卵を産み、子をふやしていただけである。しかし、私が間近で見ても嫌がらず、それどころか背中の色が見えないから角度を変えてと願うと、次の朝にはちゃんと私に背を向けるように巣を張りかえたことがしばしばあった。

また、もっと近くで見たいと願ったら、網戸の内側に張りついていたことがあった。私は虫が嫌いで、ぴたっと網戸を閉めている。その網戸とガラス戸の間ではえさをとりに行けないであろうし、万が一家の中に入り込まれては困るので 「幾ら何でもそこは近過ぎる」 というと、買い物に出かけた3時間足らずの間に網戸から姿を消したこともあった。

昆虫の中でも嫌われ者のクモだが、人間の情がわかるクモがいるということをご紹介しよう。

私は横着者なので、日付と時間を記録したものをそのままアップする。同じことの繰り返しだと思う人がいるかもしれないが、それは 私が愛したナガコガネグモ がしたことなので、読む方がその生態を感じ取っていただければありがたい。

また、後になってナガコガネグモと名前が判明したり、子グモだと思って1番子、2番子などと記しているが、それらはオスだったかもしれないという矛盾点がある。しかし、当時は知らなかったという経緯も私にとっては貴重な記録なので、手を加えずにそのときに感じたままをアップするつもりだ。


デジカメで撮ったものは平成21年のものなので、それをアップするまでには記事に取り込むワザが身についているかもしれない。お楽しみに 

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  • 野生のナガコガネグモの日常 平成19年 8月末 

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  • アチチだよ

    Excerpt: ついに、いやあな季節がやってきた。パソコンの明かりに小さなハエのような虫が飛んできた。コバエとは違う。憎たらしいほどスマートな身長  8ミリくらいの虫だ。洗濯物を取り込んだ.. Weblog: 小野口純子 racked: 2014-04-13 00:49
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