ハトにはリーダーがいるらしい
「クマも走る」について
都内の小さな公園で一休みしながらパンを食べていると、少し離れたところに50羽以上ものハトが群れをなして何かをついばんでいた。どうやらその近くのベンチに座っている人がえさを与えているらしい。右に左にと川の流れのようにハトの大群が一斉に方向を変えるのを見ていると、恐ろしくなった。
私の隣で休んでいる人に 「パンを見つからないようにしなければ」 と話しかけたら、「ホントですね。五、六羽ならかわいいけれど、囲まれたら怖い」 といった。
そのうちの1羽がさっと近くの造作物の地上から3メートル近いコンクリートのさくの上に飛んだ。すると、ハトの群れはその方向に歩いて移動した。しばらくして、さくの上のハトが向きを変えたら、地上にいた群れが一斉にまたその方向、つまり初めにいた “えさ場” に移動した。
数度そのようなことが繰り返されたが、その都度コンクリートのさくを見上げるが、1羽のハトはその場にとどまり時折羽ばたいていた。私は、それは群れのリーダーで、えさのありかや危険を知らせているのではないかと思う。
鳥の群れには特定のリーダーは存在しない。1羽が何らかの理由で方向を変えると、その動きにつられて次々とドミノ倒しのように向きを変える。その反応が余りにも素早いので一斉に方向転換するように見えるのだといわれている。
しかし、地上にいる群れが、3メートル近くも上方にいるハトの向きだけを頼りに移動しているようには見えなかった。なぜなら、ハトの大群は無心に地面をつついていたから、横目で見たとしてもそれほど高いところは視界に入らないのではないか。あれはリーダーで、仲間にだけわかる信号を発していたに違いない。
鳥にリーダーはいないという定説を覆すような光景だった。
都内の小さな公園で一休みしながらパンを食べていると、少し離れたところに50羽以上ものハトが群れをなして何かをついばんでいた。どうやらその近くのベンチに座っている人がえさを与えているらしい。右に左にと川の流れのようにハトの大群が一斉に方向を変えるのを見ていると、恐ろしくなった。
私の隣で休んでいる人に 「パンを見つからないようにしなければ」 と話しかけたら、「ホントですね。五、六羽ならかわいいけれど、囲まれたら怖い」 といった。
そのうちの1羽がさっと近くの造作物の地上から3メートル近いコンクリートのさくの上に飛んだ。すると、ハトの群れはその方向に歩いて移動した。しばらくして、さくの上のハトが向きを変えたら、地上にいた群れが一斉にまたその方向、つまり初めにいた “えさ場” に移動した。
数度そのようなことが繰り返されたが、その都度コンクリートのさくを見上げるが、1羽のハトはその場にとどまり時折羽ばたいていた。私は、それは群れのリーダーで、えさのありかや危険を知らせているのではないかと思う。
鳥の群れには特定のリーダーは存在しない。1羽が何らかの理由で方向を変えると、その動きにつられて次々とドミノ倒しのように向きを変える。その反応が余りにも素早いので一斉に方向転換するように見えるのだといわれている。
しかし、地上にいる群れが、3メートル近くも上方にいるハトの向きだけを頼りに移動しているようには見えなかった。なぜなら、ハトの大群は無心に地面をつついていたから、横目で見たとしてもそれほど高いところは視界に入らないのではないか。あれはリーダーで、仲間にだけわかる信号を発していたに違いない。
鳥にリーダーはいないという定説を覆すような光景だった。

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