刑事裁判傍聴記Ⅰ-3 初公判延期をチャンスとしよう

「刑事裁判傍聴記Ⅰ-2 犬死ににはならない」について

平成7年10月27日の午後、横山弁護士再任とのニュースがテロップで流れた。公判を引き延ばすために、公判直前の横山弁護士の交通事故も麻原が仕組んだのかもしれないと、ワイドショーで報じていた。麻原の往生際の悪さに腹が立つ。

こうなったら裁判速記は大変だなんて弱音を吐いている場合ではない。日本だけでなく世界じゅうの人々が注目している裁判の行方を、麻原がどんな声で、どんな顔で、どのような言葉を吐くのか、正確に記録し世に伝えたいと改めて使命感に燃えた。新聞社のO氏からキャンセル料の交渉とともに 「120%、年内の公判はありません」 と連絡が入った。

延期になったのは私にとって幸いと思い、こうなったら傍聴券の抽せんの列にみずから並び裁判速記のノウハウを学ぼうと決心した。

11月6日に、その覚悟のほどと私の業務経歴等のプロフィールを速達で送ったら、翌7日にO氏から 「今、速達を受け取りました。オウムの裁判は個人ではなかなか券が取れませんよ。明日、オウムの裁判があるので都合がよければいらっしゃい。もし券が1枚しか手に入らなかったとしても、小野口さんに差し上げます」 と電話が入った。

手持ちの仕事があったが、チャンスなので二つ返事で行くことにした。 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック