雲に乗ってやってきたクモが姿を消した

本当に雲に乗ってやってきた !!」について

草焼き  の難を逃れて12月5日に門の近くの松の木とバラの枝に約2メートルもの糸を張って小さな虫をえさにして生き延びていた、空を飛んできたと思われる “私のクモ”  が、きょう16時30分に見たときには姿を消していた。 


12月9日 
朝9時ごろまでみぞれが降っていたが、寒さを物ともせず、見上げると腹側が赤と黒になり、確実に成長していた。

12月10日
背中も、黄色く黒い横じまがはっきりと見えた。すっかり大人になった。卵は産んだかな 

12月14日
朝夕めっきり寒くなった。もうそろそろ姿を消す時期だろう。

12月19日
ふだんは頭を下にして足を踏ん張っているのだが、夕方見たときには体位が水平になっていた。そっと息を吹きかけてみたが、死んでいるかのよう動かない。

そしてきょう12月20日 午後4時30分
松とバラの枝に渡した2メートルほどの長い糸と、住まいである小さな白帯がゆらゆらと風になびいている巣に、姿が見えない。ゆうべは死んでいるように思えたので、地面を探したが、クモは落ちていなかった。最後の力を振り絞って死に場所に向かったのだろうか。

猫は自分の死んだ姿を飼い主に見せないというが、クモも、やはり私を身近な存在だと思っていてくれたのかもしれない。  & 

従来は12月半ばになるとみんな姿を消していた。雲に乗ってやってきたクモもそろそろいなくなることを覚悟して、見るたびに 「また私のところにおいでね」 と声をかけていた。きっと来年5月には、この庭のどこかにいるであろう子孫が姿を見せるに違いない。もう空を飛んでこなくても、ずっと私のそばにいられるのだよ。      

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    Excerpt: 「雲に乗ってやってきたクモが姿を消した」について Weblog: 小野口純子 racked: 2012-07-17 20:03