森口尚史氏 うそをついて何の得があるのか ?

不快な男たち」について

森口尚史氏は、8月前半からiPS臨床応用の成果を日経、朝日にも売り込んでいたのだそうだ。ということは、中山伸弥氏がノーベル医学生理学賞を受賞したことに便乗して自分の “手柄話” を思いついたわけではないようだ。

日本時間で13日午後11時から米ニューヨーク市内のホテル会議室で2時間を超えても記者会見が続いた。


iPS細胞 (新型万能細胞) を使った心筋移植について虚偽発表をした森口尚史氏(48)は、内容に虚偽があったことを初めて認め、研究者としての仕事をやめると述べたそうだ。報道各社の調べによると、彼は医師免許を持っていないというから、今まではもぐりで “研究” していたのか。あるいは、研究する環境が整っていれば医師免許がなくても研究することが可能なのか、残念ながら私は知らない。


それにしても、中山伸弥氏の受賞の喜びがうやむやになりそうな時期での読売新聞の発表はまずかった。   特ダネねらいの勇み足だったように思う。


森口尚史氏が虚偽の発表であることを認め、研究をやめるといっている以上、過去の話になるかもしれないが、報道機関各社に売り込みをかけていた経緯を記しておきたい。 


人工多能性幹細胞 (iPS細胞) の臨床応用を行ったと一部で報じられた日本人研究者の森口氏が、ノーベル医学生理学賞発表の約1カ月前から、報道した読売新聞以外にも報道機関各社に盛んに取材の売り込みをかけていたことがわかった。

これまでの各社の検証記事や取材によると、森口氏が早い時期に接触を試みたのは日経新聞で、8月前半だった。その後、メールで何度か打診があり、10月初旬に取材をしたが、記事化を見送っている。 

毎日新聞記者に最初に持ちかけてきたのは9月3日。記者は同13日、大阪市内で森口氏本人に直接取材した。同23日には、別の記者にも取材依頼があり、10月5日に東京大で取材が行われたが、本紙はいずれも結果的に見送っている。 

朝日新聞には9月30日、森口氏から記者にメールが送られ、10月3日に東大で取材が行われたが、最終的に記事にしなかったとしている。 

一方、読売新聞によると、森口氏が取材を持ちかけてきたのは、9月19日。10月4日に東大で取材が行われたとしている。 


森口氏の各紙への取材の持ちかけは、山中伸弥・京都大教授のノーベル医学生理学賞受賞が決定した10月8日の約2カ月前から始まり、1カ月前ごろから活発化し、10月に入って集中的に取材を受けている。

森口氏がiPS細胞の臨床応用を実施したと報じた読売新聞は、13日付朝刊1面で 「森口氏の説明は虚偽で、それに基づいた一連の記事は誤報」 などとし 「おわび」 を掲載。読売報道後に森口氏の主張を報じた日本テレビも13日午前のニュース番組で 「森口氏の言い分を断定的にお伝えしたもので、裏付け取材が不十分なまま報じた不適切なものでした」 と謝罪し、誤報だったとの見解を示した。 

 ■森口氏の取材依頼の経緯■

8月前半 日経新聞記者に取材持ちかけ

9月3日 毎日新聞大阪本社記者に取材持ちかけ

  19日 読売新聞記者に取材持ちかけ

  23日 毎日新聞東京本社記者に取材持ちかけ

  30日 朝日新聞記者に取材持ちかけ

10月8日 京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授のノーベル医学生理学賞受賞が決定

  11日 読売新聞が、森口氏がiPS細胞の臨床応用を行ったと報道


報道されたらうそだとわかるのに、彼が各社に取材を持ちかけた真意が解せない。ほんの数日でも脚光を浴びたかったのかもしれないが、それは大きな間違いで、人間性を疑われる結果になった。虚偽であれ緻密な研究結果を発表できる能力がありながら、なぜそのことに気がつかなかったのか残念だ。


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  • 公開論争 橋下大阪市長

    Excerpt: 「森口尚史氏 うそをついて何の得があるのか ?」について Weblog: 小野口純子 racked: 2012-10-19 20:48
  • 捨てる神あれば拾う神あり

    Excerpt: 「森口尚史氏 うそをついて何の得があるのか ?」について Weblog: 小野口純子 racked: 2012-12-19 16:42