野生のナガコガネグモの日常 平成20年 かくれおびを始末するときは飲み込む

野生のナガコガネグモの日常 平成20年 茶色い殻とクモの正体は ?」について

6月9日 

午前0時半 
茶クモの大も小もいない。巣は中央がすっぽりなく、かくれおびも7ミリ程度。

茶グモを探しているうちに 〝うちのクモ〟 が動き出した。残っていた白いかくれおびをたぐりよせ、前足で丸めた。最初は直径2ミリくらいあったものが、1分くらい激しく丸めて、ついにはボールペンの先のように直径0・5ミリくらいの小さい球になった。かくれおびを始末するときは飲み込むことを目撃できた。やったね   

その小さい “かくれおびダンゴ” を抱えたまま巣づくりを始めた。30分後、中央の糸はほぼ張り終えて一休みしている。 

午後3時40分 
“かくれおびダンゴ” とは違う白っぽいものを抱えて激しく動いている。15分ほど見ていると周りの白いものがなくなって黒いアリのような物体が出てきた。食べているらしい。

茶の大小のクモはいない。小の巣の形状 (放射状に糸を張って、全体がすりガラスのような膜) を見るにつけ、体の色といい別種ではないかと思う。だとしたら、なぜ共存していたのか。やはりえさとして〝うちのクモ〟が食べたのか  

午後5時 
かくれおびの下にいる。かくれおびの延長線上、3センチ左にまた同じような亀甲型の白っぽい物体がある。先ほどうろついていたアリが落ちたかして、クモにぐるぐる巻きにされたのだろう。いつ食べるのか。30分後見たが、変わりなし。 

午後8時40分 
黒い塊を抱えている。離れたところにあった白い物体の糸をはがしたものだろう。茶小の巣はぼろぼろ。 

午後11時20分 
まだ抱えているのかクモの体型が大きなアリのようにくびれて見える。
また茶が1匹戻った。この茶グモは何者だろう。負けるな、〝うちのクモ〟 


6月10日 
 
午後7時30分 
抱えていた塊なし。茶もいない。よく頑張ったね。


※ 後に、交尾するところを何度か見る機会があったが、このときの茶グモもオスグモだったかもしれない。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック