刑務所入り志願者がふえそうだ

空腹に耐えかねて」について

末期のがんなどを患う受刑者らに対し、八王子医療刑務所 (東京都) で病気による身体的苦痛やストレスを和らげる 「緩和ケア」 が行われている。安定した精神状態で余生を送れるようにして更生につなげる狙いがあるが、医師不足や世論の反発など、浸透には課題が多い。 

「亡くなっていく受刑者に何ができるのか」。昨年、受刑者49人が死亡した八王子医療刑務所では、2010年ごろから緩和ケアを行っている。限られた余命の中、いかに更生につなげるかが課題で、所内の医師や看護師らで勉強会を開き、緩和ケアに取り組んでいる。 

緩和ケアを受けた受刑者は人生について後悔や反省を口にすることもあるという。大橋秀夫所長は 「人間らしい生活で初めて素直な気持ちになり、人生を振り返って終えることができるのでは。緩和ケアは矯正のひとつ」 と強調する。 

医療刑務所は全国に四つあるが、緩和ケアを取り入れているのは八王子医療刑務所だけだ。 

法務省によると、刑務所などの医師の給与は低く、民間の半分から3分の1程度ともいわれる。医師が十分に集まらず、慢性的な人材不足が続き、緩和ケアを普及させる余裕はないという。 

受刑者へのケアには、世論の反発も予想される。八王子医療刑務所が緩和ケアを導入する前、職員を対象に行ったアンケートでも 「時期尚早だ」 など慎重意見があった。 

法務省矯正局の中田昌伸補佐官も 「『受刑者にそこまでしなくても』 という声があると思う」 と懸念を示す。一方 「自分の罪を悔い改めて死を迎えることは、矯正処遇として効果がある」 と、取り組みを評価する。 


受刑者であっても末期がんの苦痛に耐えるのは気の毒だ。しかし受刑者でなくとも経済的な理由で緩和ケアが受けられない人もたくさんいる。がんになったら刑務所に入るに限るなどという人も出てくるのではないか。

それに、緩和ケアは矯正の一つというのは、しっくり来ない。末期ということは、矯正はあり得ないのではないか。緩和ケアを受けて、ほんの一瞬矯正されても後の人生に生かすことができずに天に召される事実を、どう世論が受け入れるか。
 

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