「野生のナガコガネグモの日常 平成20年 ついにデジカメで撮影

「野生のナガコガネグモの日常 平成20年 クモは越冬しない」について

12月6日 

午前1時半 
姿が見当たらない。デジカメを買いに行こうと思っているのに、もう戻らないのか。あと一日でもいいから、姿を見せてよ。

午前11時 
下草のあたりを身を乗り出して探したが、いない。あきらめて家に入ろうと頭を上げると、すぐ目の前に直径10センチほどの巣をつくっていた。しかも上部は直線で、そこに足をかけている状態だ。危うく私の頭で巣を壊すところだった。 

地上1メートルのフェンスの内側の名前のわからないホタルブクロのような花の茎にいるので、顔を近づけて前後左右から観察した。背中側から見るとイラストに描いたようなアーモンド形で、横から見ると腹部が少し低く、台形。腹側から見ても台形。顔は白っぽい。デジカメを買いに行っている間にいなくなるかもしれない。撮りっきりカメラの残り3枚に、とりあえず撮った。 

午後4時半 
デジカメを買ってきた   まだ、いた。新しいデジカメで10センチくらい近づいて3方向から撮った。フラッシュの光が物すごいのに微動だにせず。しかし、これ以上驚かせてもいけないので3枚にとどめた。やはり限りなく私のそばにやってきた。できれば8日に姉が来るまでいてほしい。 

画像


午後11時半 
まだ、いる  


12月8日 

午前11時 
姉にデジカメを持っておいでよというと、行くまでにいなくならないでしょうねと危ぶんでいたが、無事肉眼で見られてデジカメにも撮っていった。そして 「もっと大きいのかと思った。こんなにきれいなクモをお父さんに見せたかったわね」 と感想を漏らした。 

体は3センチくらいで、足を伸ばして巣に張りついているところは6センチ以上にもなる。   私にはこれで十分大きいと思えるのだが、姉はもっと大きいものを想像していたらしい。

父はきれいなものが大好きで、高校生の私たちに 「口紅を買ってやるか」 といった。その都度私たちは 「要らない」 とそっけなくいっていたのに、断られるのを承知で何度も 「口紅を買ってやるか」 といっていたのを思い出す。

午後11時半 
まだ、いる。寒そう。最後はどうなるのだろう。下に落ちて命を終えるのか。  

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