刑事裁判傍聴記 平成7年11月29日(水)─Ⅲ 罪は簡単に認めない

「刑事裁判傍聴記 平成7年11月29日(水)─Ⅱ 判決公判はすぐ終わる」について

次は5階に移動して526号法廷に入った。

10時から始まっていた殺人罪に問われた女性の公判だ。途中からなので静々とドアをあけて入廷する。警察の捜査報告書と被告人の話に食い違いがある点について、裁判長と被告人の状況確認についてのやりとりが、しばらく続いた。捜査報告書に基づいて、一つ一つ日時や状況を確認する。

「覚えていません」
「私からはしていません」
「電話をしていませんでした」
「会っていません」
「はっきり覚えていませんが、刑事さんから名刺をいただいているんで、いただいているんであれば(私からも)渡しているかもしれません」 などなど。 

当然といえば当然だが、被告人の答えはほとんどが否定、または、かもしれないとぼかしている。被告人が否定すれば、話を元に戻して矛盾のないように詰めていく。これがあるから裁判は時間がかかるわけだ。 

前回の公判を聞いていないので確かなことはわからないが、男性2人と共謀して殺人を企てたという検察側に対して、被告人は首謀者の計画に乗っただけだと主張したいらしい。これもたった15分で終了してしまった。

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