患者に寄り添う救急隊員

黙って見ているのか 」について

「密着 救急活動24時」 という番組を、用事をしながら見ていた。

たまたま見た事例が、お年寄りの女性が背中や腰が痛いと訴えて苦しそうな様子で救急車の中にいた。隊員が症状を聞き出して受け入れ先の病院を当たっていたが、○○病院では症状に対応できる医師がいないとか何とかで断られたようだ。次に、△△病院に連絡してそこに向かおうとしたら、女性が 「△△は自宅からの方角が悪いから嫌だ」 といった。

「△△は、以前かかっていた病院だからそこがいい」 と説得するが、女性は 「お母さん (嫁か娘のことらしい) が、あそこは方角が悪いから行くなという」 と、頑として受け入れない。それでいて、とても苦しそうにしていた。

隊員は 「困ったな」 と、しばし頭を抱えていた。しばらくして気を取り直したように電話をかけ始めた。そして 「△△病院で前にかかったのは整形外科ではなくて××で内科系だから、もう一度○○病院に聞いてみるからねと」 優しくいった。

受け入れが可能になったらしく、サイレンを鳴らして救急車は○○病院に向かった。


緊急を要するときに 「方角などいっている場合ではない」 と患者の意思を無視することもあると思う。また、救急車の出動要請が重なったときには、1人の患者に何十分もかかりきりになれないこともあるだろう。

しかし、この若い救急隊員は 「困ったなあ」 ではなく、 △△病院には行かないといい張る患者に 「困ったな」 と、あくまでも患者の気持ちに寄り添っていた。 

いざというときに、こういう救急隊員のいる救急車にめぐり会えたら幸せだ。 






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