リアルなかかし

除草ヤギの活用広がる」について


草取りや樹木の剪定をしたり、手押し車を押したり…。畑で作業をしている農家の人たち…と見えたものは実は「かかし」で、通りかかった住民が思わずあいさつするほどの人間そっくりのリアルなかかしが、滋賀県東近江市の田園地帯にあらわれ、注目を集めている。


約4年前に勤めていた会社を退職した小西節雄(67)さんが、自宅近くの畑のスイカをカラスから守るため、一体のかかしをつくって置いたところ、本物の人と間違える人が出てきた。それほど、できばえはリアルだった。

畑にリアルなかかしが並ぶ光景は次第に評判を呼び、見物客やカメラマンがあちこちから訪れるようになった。

休日には数十人が詰めかける人気ぶりで 「カラスは撃退できたけど、人間が群がるようになった」 と笑う小西さん。たまたま通りかかった車が、いったん通り過ぎたあと見るために引き返してくることも珍しくない。

時には、かかしに紛れて小西さん自身が畑に入って静止し、見物客を驚かせることもあるそうだ。  

「見に来てくれた人たちから 『うわー』 と驚きの声が聞こえてくることがある。それがうれしくて 『いい加減なものはつくれない』 という思いになる」 


小西さんの徹底した仕事ぶりは、美術館の目にもとまった。社会福祉法人が運営する近江八幡市のボーダレスアートミュージアム 「NO-MA」 への出展が決まり、現在開催中の特別企画展でかかし数体が展示されている。学芸員がたまたま畑の横を通りかかり、かかしに目を奪われたのがきっかけになったという。

「これだけ注目されると、畑もきれいに手入れしないといけないし、飽きられないようもっとおもしろいかかしを考えないと…」  小西さんは創作意欲満々で、リアルかかしはまだまだ増えそうだ。


カラスが減り、人々に喜ばれ、美術館にも展示され、ご本人も創作意欲満々でお元気とあれば、こんなによいことはない。そのうち 「ナニコレ○○○」 などのテレビ番組で見る機会があることを心待ちにしている。   

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  • バナナ彫刻

    Excerpt: 「リアルなかかし」について Weblog: 小野口純子 racked: 2014-10-21 19:21
  • 稲わらでイノシシ

    Excerpt: 「リアルなかかし」について Weblog: 小野口純子 racked: 2014-10-30 21:49