荒ぶるかずこ
「名前は かずこ」について
駅から家に向かう途中にある花屋さんの猫 (かずこ) が人懐こい。声をかければ 「ニャ」 と返事をし、気分によっては尻尾を足元に巻きつけてくる。
ところが、きのうは激しかった。
私を見ると数メートル先から 「ニャニャニャニャニャ」 と鳴きながら走ってきた。しゃがんで体をなで回していたら、太もものほうまで上がってきた。かわいいけれど、爪を立ててパンツ (下着じゃないよ) にしがみつくものだから、太ももに爪が刺さる。
そっと爪を外して地面におろすが、またよじ登ってくる。そしてショルダーバッグの中に頭を突っ込んだ。それを何度も繰り返す。買い物をしなかったので猫が欲しがるものは何も入っていない。仕方がないのでバッグの中に入っているものを、要るかどうか聞いてみた。
仁丹要る
…… 要らないよね。
化粧直ししてあげようか。 …… 毛深い顔にファンデーションは無理だよね。
女の子だから口紅をつけてあげようか
…… 猫の唇はどこなのだろう。
結局わからずじまいで、のどの下をさすったり、尻尾ピンピンをしたり、私が猫に遊んでもらって帰宅した。
駅から家に向かう途中にある花屋さんの猫 (かずこ) が人懐こい。声をかければ 「ニャ」 と返事をし、気分によっては尻尾を足元に巻きつけてくる。

ところが、きのうは激しかった。

そっと爪を外して地面におろすが、またよじ登ってくる。そしてショルダーバッグの中に頭を突っ込んだ。それを何度も繰り返す。買い物をしなかったので猫が欲しがるものは何も入っていない。仕方がないのでバッグの中に入っているものを、要るかどうか聞いてみた。
仁丹要る

化粧直ししてあげようか。 …… 毛深い顔にファンデーションは無理だよね。
女の子だから口紅をつけてあげようか

結局わからずじまいで、のどの下をさすったり、尻尾ピンピンをしたり、私が猫に遊んでもらって帰宅した。
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