認知症の人にもキーホルダーやステッカーがあれば

認知症だけれども、自分で通院ができるし、友人たちと旅行のできる程度の知人がいる。度忘れなど私も何度もしている。だから自分でご主人の入院している病院にお見舞いにも行けるのだから薬の効果はすごいわねという私に、その人を10年も前から知っているもう1人の知人は 「ゆっくりとではあるけれど進んでいる」 と感じているようだ。 

その認知症の人が先日、病院に来なかった。病院のスタッフも私たちも、その他の患者さんたちも心配しながら来るのを待っていた。 

1時間以上、予約時間を過ぎて到着した彼女がいうには、たまたま、まだ自宅に息子さんがいて、スマホで会話をしながら 「近くに何が見えるか」 と位置を確認して 「そこを左に曲がって」 などと誘導してくれたのだそうだ。そういう活用の仕方はすばらしいと思ったが、皆が皆、そういうワザが使えるわけではない。 


診察し、薬をもらってから3人でランチをしたときに、工事をしている人に道を尋ねても 「ここらの人間じゃないのでわからない」 といわれ、さまよっていたらまたその場所に行ってしまって 「あれ、まだわからないの  」 と心配してもらったことなどを話してくれた。 


まだ1人で行動できる認知症の人にも、妊産婦がカバンなどにつけているキーホルダーやステッカーに名前や連絡先と認知症であることを知らせる書き込みがあったら、道を聞かれた周囲の人の対応が違ったのではないかと思った。 


高齢化社会で、認知症になる人もふえると思う。かくいう私だって 「道」 を間違えることがしょっちゅうある。  今までは、道を覚えるのが苦手といっていたが、それはイコール物覚えが悪いだけかもしれないと笑い飛ばしていた。しかし最近は、これは認知症の入り口かもしれないと不安になることがある。 

その迷子になった人と 「近道をしようなんて思ったら絶対迷子になるしね」 「そうそう、かえって時間がかかる」 と話をしたが、まだそんな冗談がいえる人でもたまに今回のようなことが起きる。3回目なのだそうだ。 


きょうボランティアの帰りに、私の方向音痴を知っている人が丁寧に 「あそこがカメラのキタムラで、右に行くと○○駅だから」 と教えてくれた。 「二、三時間して、80歳くらいの女のおばあさん  を保護しています」 なんて市の無線で迷い人のお知らせが放送されたらよろしくと冗談をいいながら、いつもと違う道を途中で買い物までして無事に帰ってきた。   


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック