和解金を幾ら積まれても寝たきりでは

いじめ相談は、だれに」について

暴行で中2から寝たきり、約2億円で市と和解へ6/28(水) 22:48配信 読売新聞


埼玉県川越市の市立中学校在籍時にいじめを受けていた男性 (20) が、2年生だった2012年1月、同学年の少年3人による暴行で寝たきりの状態になったとして、市などを相手取り損害賠償を求めた訴訟で、市は和解金約1億9740万円の支払いを決め、和解に関する議案を28日の市議会定例会に提出した。

暴行事件後、男性側は計約3億9000万円の損害賠償を求めてさいたま地裁川越支部に提訴。16年12月、市と少年3人に対し、介護費用など計約1億4800万円の支払いを命じる判決が出たが、男性側も市もこれを不服として今年1月に東京高裁に控訴していた。

今月5日、高裁で和解最終案が示され、市は遅延損害金を含めた1億9740万円の支払いを決めた。市教委の福島正美・学校教育部長は 「原告の金銭的、精神的な負担を考えると、訴訟を長引かせるのは望ましくない。互いに譲り合って和解することにした」 としている。 男性側が求めていた約2億円の不足分は、何年かかってもいじめた3人が捻出すればよい。  


それにしても寝たきりになるほどの暴行とは、どんなことをしたのだろう。幾ら和解金を積まれても、暴行を受けた男性の痛み、苦しみ、そして将来の夢がなくなった無念さははかり知れない。ご両親や肉親の苦しみや悔しさもはかり知れない。親だって、子どもの成長を楽しみにする夢がなくなったわけだ。ただひたすら、この子が生きているうちは親が先に死ぬわけにはいかないという悲壮感しかないに違いない。 

介護費用を含めた和解金のほかに、暴行を加えた当時の少年たちに何か罰を加えることはできないのか。幾ら少年は罪を問われないといっても、現にいじめられた側は一生を台無しにして生き続けなければならない。成人したら厳罰を課して、いじめとはどれほど大きな問題なのかをいじめた本人も、周囲の人たちも、教育関係者も、みんなが真剣に考えなければ、このような悲劇はなくならない。少年が罪を犯したら、そのときは罰を与えることはできないが、成人したら刑罰の対象になるという法律でもつくらなければ、少年犯罪はなくならない。 


教師も教育委員会もだらしがなさ過ぎる。被害者が自分の子どもや身内だったら 「いじめだとは思わなかった」 などと、しゃあしゃあといえるかどうか、よく胸に手を当てて考えるべきだ。それでも平気で 「いじめだとは認識していなかった」 といえるとしたら、その人は鬼だ。  

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