おのじゅん 小野口純子

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zoom RSS シロアリが害虫にも益虫にも

<<   作成日時 : 2019/01/11 23:39   >>

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蛇かと思ったら」について

きょうの新聞に 「シロアリ 熱帯雨林守ってた」 という記事が載っていた。


森林保全にとって必要なシロアリ

シロアリは、日本では家屋にすみつき建築に使われた木材を食べる害虫だが、熱帯地域では森林を保全するためになくてはならない生物だという。森林では、生態系を維持するために物質の循環が行われている。枯れた植物が無機物に分解され土に戻されることによって物質の循環がうまくいく。その役割を担うのが、シロアリだそうだ。シロアリの栄養源は、枯れた木材に含まれるセルロースで、それを分解して消化吸収することによって、土に戻している。

ただ、すべてのシロアリが同じようにセルロースを分解しているわけではなく、一部のシロアリは、腸内で共生する原生動物が分泌するセルラーゼという酵素によって分解された物質を栄養源としている。また、キノコシロアリは、木をかじって巣に持ち帰りそれを丸めて、セルロースやそれよりも硬いリグニンを分解できるキノコの菌糸を埋め込み、そこから得られる物質を食べる。さらに、みずからはセルロースの分解にはかかわらず、菌類によって分解された生成物が溶けた土中から栄養を摂取するシロアリもいる。このように、熱帯地域には多様なシロアリが存在している。

シロアリの多様性で森林の健全度がわかる

シロアリが森林環境に関わっているのと同時に、森林環境はシロアリの多様性に深く関わっている。森林にシロアリが餌とする木材やその分解産物が豊富にないとシロアリは生息することができない。それを利用して、シロアリの種の多様性によって、森林の健全度をはかることができる。多様な種がいれば、菌類が繁殖していて、物質の循環がうまくいっているという証明になる。開発などによって木材が伐採されると、森林の水分が少なくなり菌類が繁殖せず、それを糧にするシロアリは存在できない。また、シロアリがいればいいというわけでもなく、単一の種しかいないと日本のように害虫化する。多様な種が維持されることが、生態系にとって最も重要なことなのだそうだ。 

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