救急隊員に妙に懐いて

体調不良」について

先週救急搬送されてから10日たった。まだはっきりしないというより、せきがひどくて眠れない。鎖骨も首も背中も骨が折れるのではないかと思うほどの激痛が走る。 


外出先で、電車の乗りかえ駅にもう少しで着くというときに電車事故でダイヤが乱れているという車内放送があって、なかなか駅に着かなかった。気分が悪いと思う間もなく吐き気がして、マスクを抑えて駅に到着後、トイレに走り込んだ。体じゅうの水分がなくなったように思うほど嘔吐を繰り返し、何度も水を流して、30分くらいトイレから出られなかった。 

乗りかえの番線に向かおうとしたが体に力が入らず、ふらふらして進めなかった。これは異常を来たしているとベンチで休もうとしたが、あいにくダイヤの乱れのせいもあってかどのベンチにも人が座っていた。立っているのも難しいので駅の窓口で、どこか休めるところはないかと聞いたら、どうぞと事務所内の休憩スペースに案内された。

小1時間ほど休ませてもらったが体がガタガタ震え、激しい頭痛、その他で、帰宅する自信がなかったため救急車を手配しましょうかというお言葉に甘えてお願いした。あっという間に救急車が到着して救急隊員に症状を詳しく聞かれた。それで受け入れ先を決めるらしい。 

大幅に話をはしょって、症状に合わせて検査ができる病院とかなるべく自宅から離れていないところとか、あちこちに問い合わせてようやく向かう病院が決まり、息子に連絡したらしい。 

きょうはちょうど飲まないと決めていた日なのでよかったと病院に駆けつけた息子は、駅から救急車で搬送すると聞いて、電車にはねられて体がぐちゃぐちゃに千切れているのかと心配したようだ。  息子がかけつけたときは私は脳の検査も終わって点滴をされたせいか、落ち着いていたので拍子抜けがしたようだった。 


それで、ここからがタイトルの話に入る。 
駅の休憩室で、症状を聞かれたり、体質のことやアレルギー、その他問診が1時間半以上かかって、やっと受け入れ先が決まって、その病院に到着したら、病院のスタッフが待っていた。ではお願いしますと救急隊員が帰ろうとするので、思わず 「ええっ、帰っちゃうの」 という言葉が口をついて出た。 「はい。お大事に」 という言葉とともにすぐにいなくなった。 

救急車を待つ人はたくさんいるのだから当然なのだけれど、一番苦しい時に1時間半余も寄り添ってくれた隊員と別れるのが寂しくて、心細くて …… 何なのだろう、この感情は  若いときなら、救急隊員に恋をしてとか何とか話を盛って本を書くところだが、実際のところ恋ではないし、寄り添うといっても体ではなく、精神的にだし、ややこしい体質のことを根掘り葉掘り親身になって聞き出して記録してくれたり、それらの対応が力強かったのだと思う。 

何やかやありながら、いつもの日常に戻りつつあるのは、快く駅の執務室内で休ませてくれた駅長初め駅員さん、救急車に乗り込むときに万が一吐き気がしたときのためにとビニール袋を持たせてくれたり、病院で点滴後、落ち着いたので帰宅すると決めて支度をしていたら 「お持ちになりますか」 といってそこでも袋を持たせてくれた。 みんな、何て優しいのだろう。救急車には縁がないと思っていたが、思いがけない体験ができ、駅で休んでいるときには各線の運行状況をアナウンスするのはその部屋で行うのだとか、救急車のサイレンや○○に曲がりますなど、ふだん聞きなれたフレーズも、救急車内にはほとんど聞こえないこともわかった。  知らないことを知るというのはよいことだ。  

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  • 1カ月ぶりに緑茶を

    Excerpt: 「救急隊員に妙に懐いて」について Weblog: おのじゅん 小野口純子 racked: 2019-03-03 20:24