ケンケンケンと鳴く子犬

先日の早朝、ケンケンケンと聞いたことのない鳴き声がした。珍しい鳥が来たのかと思って敷地の木や、街路樹を伸びあがるようにして探したが、それらしい鳥はいなかった。 

その鳴き声が近づいてきたのでベランダからしばらく歩道を見ていると、男性に抱かれた茶色い子犬が姿をあらわした。散歩の途中なのかと通り過ぎるのを見送ったが、散歩にしては歩いていなかった。それに、連れていた男性が、工事の誘導をするときや夜回りをするときに身につけるような紺色で胸元や背中に黄色い反射材をつけたベストを着ていたのが気になった。 

あんなに穏やかに抱かれていた子犬だから、まさか野犬狩りのオジサンにつかまったのではないよね   何日もたつのに、なぜか気にかかる。それに、ケンケンケンと鳴く犬は聞いたことがない。キャンキャンとかワンワンと鳴くのが普通だと思うけれど、さほど珍しい犬種にも思えなかった。   ちょうどこのような色合いの犬だった。

ケンケンケンと鳴く子犬が幸せに暮らせていますように