野生のナガコガネグモの日常 平成19年 誤解を解きたくて

野生のナガコガネグモの日常 平成19年 クモの影絵」について

11月24日昼  

子グモは完全に姿を消したようなので、はりにかかっている糸を取り除こうとしたが、しっかりとくっついていて、なかなか取れなかった。これだけしっかりついているものが風にあおられて取れるはずがないので、支柱にあった糸は子グモが姿を消すときに体内に吸収したことの証明だ。以前も巣をつくる過程で、糸をすっと引き上げるのを目撃した。リサイクルするのだろう。


11月25日午後8時 

親グモがいないと思っていたら草の近くで動いていた。2時間ほどして見ると、より私に近い向きで巣ができていた。これでは、他のさおにでも布団は干せない。


11月28日午後2時40分

前の長い足で巣にかかった白っぽい虫を手繰っていたが、そのうちにポイと捨てた。羽だろうか。


12月2日午後11時半

足を動かして巣をつくり直している様子。隣家の屋根にカラスがとまって鳴いているので、心配になってクモを見たが動じる様子はなく、地上90センチくらいの位置に構えた巣の中央に悠然と張りついている。背中が緑色にならないから去年のクモではないのかと思う私の誤解を解きたくて、寒いのに私の前にいるのだろうか。

天候のせいで色が変わらなかったのか、あるいは昨年は高いところで太陽の光を浴びているクモを見上げていたから色が光に反射して緑に見えたのかもしれないと思うことにするから、もういいよ。寒くなったから、早くねぐらにお帰り。

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