人混みの中で書き初め

新年を無事に迎えました」について

2017年の大晦日の渋谷は、カウントダウンに備えて、昼間から物すごい人混み及び悪ふざけで大騒ぎの状態だったようだ。 主に若者や外国人がハチ公の像によじ上ったり、細い今にも折れそうな木の枝に登ったりで警察官の出動が大変だった。途中で車が進入しないようにフェンスをめぐらせたりもして、例年の成人式の荒れた光景と変わらないと思った。 

外国人が意外に多く、木に登る人たちを危ないからと周囲の人がとめてもやめず、誰かが 「ノー、ノー」 と叫ぶ声も聞こえた。最後はメガホンを持った数人の警官に制止されてやっとおりてきた。渋谷でのカウントダウンを目指して外国から観光で訪れるというのも時代の波かと驚いた。 

午後1時過ぎにはビル火災も起きたが、男性2人が重軽傷で済んだのはよかった。 


それらの騒然とした渋谷のニュース画像の中で、カウントダウンが始まろうという頃だったか、1人の男性が道路の真ん中で半紙を広げて書き初めを始めた。すごい人混みだったのに、不思議にその人の周囲は静かで円を描いたように空間ができていた。若者も外国人も、書き初めという行為に敬意を払っているかのように思えた。 

そのでき上がった書き初めに笑った。  「あけおめ」 と書くつもりが 「あけお」 となっていた。本人は照れ隠しのように 「ボケろといわれた」 といっていたが、多分酔っ払っていて間違えたのだろう。  


いろいろあった渋谷だったが、めでたく新年を迎えた。   


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