冬眠を忘れた熊

日本では環境に入ったというのに、ほんの一日、二日雪だ、みぞれだと騒いだくらいで、暖冬続きだ。 

余りの温かさに熊が冬眠するのを忘れたとかで、餌を求めて里に下りてくることが全国各地で見受けられるらしい。冬眠を忘れるほど温かいというのは本当に異常だ。温かいのは助かるが、春、夏、秋の今後の気象を思うと、不安でしかない。オリンピックのときに昨年以上の猛暑だったらどうなるのだろう。 

人家の片隅にうずくまっていた熊は麻酔銃を3発受けて、致死量だったため命を落とした。また、衰弱した子熊が助け出されて、キョロキョロと警戒しながらもえさをおいしそうに食べている姿に胸が詰まる思いがした。元気になったら山奥へ放してほしい。そのときには、ぜひ餌となるリンゴや木の実を持たせてやってほしい。  


オーストラリアで9月から記録的熱波で猛威を振るっている山火事では、これまで6人が死亡、500軒以上の住宅が焼失している。木にしがみついて叫び声を上げていたコアラを、通りかかった女性がペットボトルの水を体にかけ、着ていたТシャツでくるんで助け出した動画が目に焼きついている。しかし、14歳だったコアラのルイは、胸と脚などに重度のやけどを負っていて、そのやけどから回復できずに獣医によって安楽死の処置がされたという。結局コアラは助からなかったが、体を冷やしてもらい、水を飲み、手当をされたことはちゃんと魂に記憶されているだろう。 

また、たしかキリンだったが、何頭も里に押し寄せてきて住民を守るために銃殺されたという話もあった。この山火事で何人もの人が犠牲になっているから仕方がないが、何カ月も山が燃え続けているのは恐ろしいことだ。人が何のなすすべもないというのが悲しい。この山火事はいつ終息するのだろうか。  

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