安倍総理 辞任表明

8月28日午後5時から 「体調が思わしくない。ご迷惑をかけないよう辞任を決断した」 との記者会見があった。首相側近も寝耳に水だったようだ。 

在任中の功罪は専門家がいろいろと語っているし、素人の私には何かを語るほどの知識はない。しかし、任命した大臣や閣僚の不祥事でころころと短期間で辞任に至ったことは、首相に人を見る目がなかったのか、あるいは自分の派閥を重要視する余り人材がいなかったのか、それもわからない。河井克行前法相は、昨年7月の参院選に妻が立候補したときの大規模買収事件が発覚して、就任後たった2カ月で辞任に至ったことは記憶に新しい。大臣にふさわしい人材がいなかったとすれば、私たちが投票する人を責任を持って選んでいるかという反省にもつながる。 


それはさておき、1時間余の会見中ずっと総理が立ったままだったことに胸が痛んだ。難病が悪化して体調が悪いからと辞任会見する人を立たせておいてよいのか。総理がもし着席しての会見を拒んだとしても、せめて記者団との質疑応答の約40分余は着席の場を設けるべきではなかったかと思う。動いているときの1時間と立ったままの1時間では疲労の度合いが異なる。 

首相が辞任を決断するほど体調が悪かったとは寝耳に水と側近はいうが、仕事の場で体調不良だということは、普通いわない。むしろ悟られないようにする。不肖私もフリーで速記の仕事をしていた時期は、体調が悪くても仕事の場では元気に振る舞っていた。仕事を依頼してくれた人を不安にさせてはいけないという意識が働いたのだと思う。仕事から離れた今も、人に会うと元気そうねといわれる。電話で友と話をしてもよほどのことがない限り元気に振る舞う。というより、楽しくて元気が出るのかもしれない。 

今後は無理しないで治療に専念し、後任の首相が決まるまでは麻生副総理に任務を委ねてもよいのではないか。 

友人の娘さんが同じ病と闘っている。しかし、総理が一度退任した後、再び激務をこなせるほど回復したのだから希望を持っているとうれしそうに話をしていた。それら同病の人々のためにも、くれぐれもお大事に。  


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