野生のナガコガネグモの日常 平成20年 脱皮の瞬間を目撃
「野生のナガコガネグモの日常 平成20年 かくれおびを短時間で半分にするのはなぜ?」について
5月19日
午前10時35分
偶然に脱皮する瞬間を目撃した。水平に張られた糸の下6ミリくらいのところにぶら下がり、ゆっくり回転している。10分ほど見ていたら、くるっと出てきた。すぐにかくれおびの下側につかまって、じっとしている。体長2ミリ。体は黒っぽく、足は透き通っている。殻は台風
の風にあおられて、糸に絡みついている。
きょうは私の誕生日だ。脱皮の一部始終が見られたのは、クモからのすばらしい贈り物
だと、うれしくなった。 
午後1時10分
巣は強風にあおられてぼろぼろだが、脱皮したばかりのクモはじっとしている。夜まで体力を温存しているのか。
午後11時30分
巣が完成した。
5月20日
午後8時10分
透き通っていた細い足に黒と白の横じまができた。
午後11時20分
1ミリ四方くらいの白い塊が糸に絡んでいた。多分かくれおびをつくるのだろうと見ていたら、その塊を抱えたまま縦糸、横糸と放射状に行ったり来たりして、巣づくりを始めた。かくれおびができる様子はない。
5月19日
午前10時35分
偶然に脱皮する瞬間を目撃した。水平に張られた糸の下6ミリくらいのところにぶら下がり、ゆっくり回転している。10分ほど見ていたら、くるっと出てきた。すぐにかくれおびの下側につかまって、じっとしている。体長2ミリ。体は黒っぽく、足は透き通っている。殻は台風

きょうは私の誕生日だ。脱皮の一部始終が見られたのは、クモからのすばらしい贈り物


午後1時10分
巣は強風にあおられてぼろぼろだが、脱皮したばかりのクモはじっとしている。夜まで体力を温存しているのか。
午後11時30分
巣が完成した。

5月20日
午後8時10分
透き通っていた細い足に黒と白の横じまができた。
午後11時20分
1ミリ四方くらいの白い塊が糸に絡んでいた。多分かくれおびをつくるのだろうと見ていたら、その塊を抱えたまま縦糸、横糸と放射状に行ったり来たりして、巣づくりを始めた。かくれおびができる様子はない。
この記事へのコメント
いつも温かい目でお読みいただき、ありがとうございます。
事細かに観察できるすぐ近くに毎年やってくるクモに感動して、時間まで記録するようになりました。水平に張られた巣の下に小さな手鏡を差し込んだり、一晩に何度も懐中電灯で照らしても逃げ出さなかったクモに感謝の毎日でした。