アルマーニの制服はむだ遣い

東京都中央区立泰明小学校が今年度から高級ブランド、アルマーニの制服に決めたというニュースがあった。オリンピックに気をとられていたが、今からでもこの決定を撤回したほうがよい。公立の小学生に8万円もする制服を着せる必要があるだろうか。 

ランドセル等と違って、卒業するまでの6年間、成長に伴ってその都度、買いかえなければならない。入学時に袖と裾を10センチ以上折り返し、下を向いたら脱げてしまうほど余裕を持った服をつくっても、どんなに頑張っても1回は大きいサイズにつくり直さねばならない。成長期だから2回は必要かもしれない。その都度8万余円もかける親は大変だ。

現校長がどうしてもアルマーニにこだわるのなら、学校で各種サイズを買いそろえて格安のレンタル式にしたらどうか。その費用の膨大さに、どれだけ親に負担をかけさせようとしたかが実感できるのではないか。 

何という突拍子もないことを考えついたものかとあきれる。もっといえば、何とばかな考えを押し切ろうとするのか、理解に苦しむ。これは政治家も撤回するように働きかけたほうがよい。貧乏人 (普通に生活している人) は公立小学校に入れなくなる。 家計に余裕のある家庭でも、伸び盛り、遊び盛りの子どもにそんな服を着せたいと思うか疑問だ。 

今ならぎりぎりで撤回できるのではないか。服を汚さないようにと教育するよりも、伸び伸びと遊べと教育するほうが、よりよい 「服育」 になるのではないか。 

あきれて物がいえないが、それでも大分いってしまった。     

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック