子どもの頃の豆まき

きょうは節分で豆まきの日だが、周囲は静かだ。私が子どものころは、夕方になると周囲の家々から豆まきの声が聞こえた。普通は 「鬼は外、福は内」 と豆をまくが、先に福を家に入れないと、外に出された鬼が福と一緒にまた家の中に入ってくるから、福を家に入れてから鬼を出すという説もある。  

私の家では 「福は内、鬼内」 と叫んで兄たちが殻つきの落花生やキャラメルを家の中や外にまいた。

落花生やキャラメルについては、年の数だけ拾って食べるのに大豆は不衛生だという母の考えだった。

そしてもう一つ、他の家と違ったのは、鬼も内 (家) に入れるということだ。この寒空に外に出された鬼がかわいそうだという母の気持ちからだった。 


息子に豆まきをさせるときは普通に 「鬼は外、福は内」 と、常識的に  いわせていたが、小学校も高学年になると 「かっこ悪い」 といって外に向かって豆はまかず、家の中でも小声で唱えて、まいた落花生やキャラメル、お菓子などを食べるほうが楽しみだったようだ。 

嫌われ者の鬼にも優しかった母が懐かしい。  周囲の家から出された鬼が全部我が家に入ってきて 「ああ、寒かった 」 と手をこすり合わせていたかもしれない。  

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