Go To トラベル 東京除外は不公平感がある
新型コロナウイルスの感染が再び広がる中、国土交通省が観光振興策「Go To トラベル」を今月22日に前倒しして始める。この時期に人の移動を促すことに、地方の観光業者からも疑問の声が出ている。鹿児島商工会議所の会頭で、ホテルやバスなどの事業をグループで展開する岩崎産業(鹿児島市)社長の岩崎芳太郎氏(66)が朝日新聞のインタビューに応じ、現状では地方の観光地にはプラスにならないと指摘した。主なやりとりは次のとおり。
「何のためにやるのか。地方の観光業にとって真の救済になるのか疑問です。助ける必要のない人たちがいっぱい得をして、本当に助ける必要のある人が助からない可能性もあります」
「旅行の需要は心理面に左右される。地方の観光地で最もお金を使ってくれるのは、東京など大都市部から来る人たち。(感染が再び広がる)この状況で、わざわざ遠くの観光地に行こうと思いますか? 首都圏の人なら、東京ディズニーリゾートに泊まったり、箱根や熱海に旅行したりするのではないでしょうか」
東京都民にとっても大幅な今回の観光振興策「Go To トラベル」は、旅好きな人にとっては大きな楽しみのはずだ。それが都民は除外するとなれば、不公平だし、他県から客を迎えたいと思う都内の観光業者らも肩透かしを食らった感じだと思う。これ以上感染が広がっては困るが、それなら都市圏も地方もそれほどメリットがないこの時期に実施するのは腑に落ちない。
何のために、誰のために前倒ししてまでこの事業を強行するのかわからない。小池都知事のいうように、国からの明確な説明が必要だと思う。旅行が億劫だと思う私でも、そんなに大幅に割引されるなら旅行に出かけようとか、十数年会っていない友だちと旅に出てもよいと思っていた。今除外された東京都が落ち着いたら、都民だけその期間を延長して振興策の恩恵にあずかれるのだろうか。
「何のためにやるのか。地方の観光業にとって真の救済になるのか疑問です。助ける必要のない人たちがいっぱい得をして、本当に助ける必要のある人が助からない可能性もあります」
「旅行の需要は心理面に左右される。地方の観光地で最もお金を使ってくれるのは、東京など大都市部から来る人たち。(感染が再び広がる)この状況で、わざわざ遠くの観光地に行こうと思いますか? 首都圏の人なら、東京ディズニーリゾートに泊まったり、箱根や熱海に旅行したりするのではないでしょうか」
東京都民にとっても大幅な今回の観光振興策「Go To トラベル」は、旅好きな人にとっては大きな楽しみのはずだ。それが都民は除外するとなれば、不公平だし、他県から客を迎えたいと思う都内の観光業者らも肩透かしを食らった感じだと思う。これ以上感染が広がっては困るが、それなら都市圏も地方もそれほどメリットがないこの時期に実施するのは腑に落ちない。
何のために、誰のために前倒ししてまでこの事業を強行するのかわからない。小池都知事のいうように、国からの明確な説明が必要だと思う。旅行が億劫だと思う私でも、そんなに大幅に割引されるなら旅行に出かけようとか、十数年会っていない友だちと旅に出てもよいと思っていた。今除外された東京都が落ち着いたら、都民だけその期間を延長して振興策の恩恵にあずかれるのだろうか。
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