母はなぜ息子を守れなかったか

執拗な暴力シーンは悪だ」について

また東京都西東京市で自殺した中学2年の長男 (14) が父親から暴行されていた事件があった。傷害容疑で逮捕された父親の村山彰容疑者(41)が、自殺前に行った暴行の直後、長男に 「24時間以内に首でもつって死んでくれ」 と迫っていたという。

同居する母親は 「3~4年前から暴行が始まり、今年6月ごろから激しくなった」 と説明。長男の中学校の担任は今年と昨年の2回、長男の顔のあざに気づいて事情を聴き、暴行を受けていることを把握したが、児童相談所への通告などはしなかった。


3~4年も前から暴行が始まっていたのに、なぜ母親は息子を守ってやれなかったのか。そのような地獄の中で生きなければならない子どもは、継父に死ねといわれなくても死にたくなるだろう。

中学校の担任は暴行を受けていることを把握していながら、なぜ児童相談所へ通告しなかったのか。児童虐待が問題視されている中で、担任教師の落ち度は見過ごせない。教師として生徒を守る姿勢がなかったことに強い憤りを覚える。 

自殺を選んだこの男子中学生に、生まれて幸せだと思える時期がどのくらいあったのだろう。天国に行った今が一番幸せだと思っているとしたら、そんな悲しいことはない。 

いろいろ事情はあったにせよ、息子を守れなかった母親は息子の悲しみを我が事としてとらえ、今後しっかりと生きていってほしい。息子に暴行を振るう男性と一緒に暮らして幸せなのか。まさか、母親も息子を邪魔者扱いしていたのではないと信じたい。 

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