負けて取れる唯一のメダル

逃げるとつい追いかけたくなる松本薫」について

日本選手団の主将でレスリング女子53キロ級の銀メダリスト、吉田沙保里 (33) は閉会式で、48キロ級で金メダルを取った後輩の登坂絵莉 (とうさか・えり) (22) らレスリングの選手たちとともに、日の丸とブラジル国旗の小旗を振りながら歩き、晴れやかな表情を見せた。

決勝で敗れ五輪4連覇を逃した直後は涙がとまらなかった。 「主将として金メダルを取らないといけないのにごめんなさい」 と悔しがった。ただ、「主将は表彰台に立てない」 というジンクスは6大会ぶりに覆した

閉幕に合わせて吉田は 「30年間やってきたレスリングを全て出し切ることができた。負ける悔しさも経験でき、貴重な五輪になった」 とコメントした。 


負けて取れる唯一のメダルは銀メダル」 だと、誰だったか、選手のお母さんがいっていた言葉が印象深い。確かにそうだ。金でも銅でも勝たなければ取れない。銀メダルには、うれしさとともに悔しさも無念さもぎっしりと詰まっている。


そう思うと、色は地味でも一番貴重なメダルともいえる。さらには、上を目指す希望のメダルでもある。銀メダルを目指して東京オリンピックを闘おうというのも、プレッシャーがかからずに伸び伸びとできていいんじゃない。    

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